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音声が見える空手道大会とは

この大会は、聞こえる・聞こえないに関係なく、選手のだれもが、安心・安全に参加できる工夫がなされています。

空手道を愛する空手家たちが、障害を問わず全ての者がお互いに切磋琢磨しあえるのを目的にして、大会を運営しています。

聞こえないハンディを持つ選手には、視覚的情報を完備することで、試合に集中し実力を発揮できるような環境を提供しています。

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音声が見える!

音声が見える工夫①

審判員の合図をライトで知らせる

組手の競技中、審判員が「ヤメ!」と合図の声を出すのと同時に、
赤いライトが点滅します。これによって聞こえない選手も
ハンディなしに対等に試合に臨むことができます。

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音声が見える!

音声が見える工夫②

審判員の手話による「勝負はじめ」

組手競技の試合開始「勝負始め」を手話で表現します。
審判員が手話を使うことで、聞こえない選手も安心して、

競技に臨むことができます。

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音声が見える!

音声が見える工夫③

​形名表示ボードの掲示

形の競技では、大きな声で明確に、

形名を伝えなければならないのですが、
この大会では手話や文字で、自分が演武する形名を申告します。
目に見える情報があることで、ろう者も聴者も対等に、

情報を保障することができます。

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音声が見える!

音声が見える工夫④
​コーチボックス(監督席)の位置

選手とコーチが視線を合わせやすいように、対角線上の位置に配置しています。手話や視覚的なサインによるコミュニケーションを円滑に行うための工夫です。

​(きこえる大会では逆の位置になります。)

こんなところにも情報保障があります。

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式典での情報情報

開会式や閉会式では、ろう者の司会が日本手話で進行します。
日本手話を知らない聴者や難聴者の情報保障として、
音声日本語と文字による通訳も配慮されています。(読取り通訳・要約筆記)

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手話通訳者の配置

聴こえない選手と聴こえる審判員とのコミュニケーション支援として、手話通訳者が配置されています。

(写真は、マレーシアの選手のために、
音声日本語→日本手話→国際手話→マレーシア手話といったリレー通訳で行っている様子です。)

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試合進行状況表示

現在、どのコートで何の競技を行っているのかをスライドに投影することで、すぐに現在の試合進行状況が目視で確認でき、
次のスタンバイに向けて各々がアクションを取れるといった効果が見られます。

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選手のカテゴリーを見える化①

本大会では、情報保障や円滑なコミュニケーションのため、選手のゼッケンの色を以下のとおり分けています。

・白色のゼッケン:きこえない・きこえにくい選手

・黄色のゼッケン​:きこえる選手

この色分けは、
審判・スタッフ・運営側が、
手話対応や視覚的な合図の配慮が必要な選手を把握しやすくするためのものです。

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選手のカテゴリーを見える化②

対戦表(トーナメント表・組み合わせ表)では、
選手名の最後尾に以下の表記を行います。

  • D:きこえない・きこえにくい選手(Deaf)

  • H:きこえる選手(Hearing)

(表記例)
山田 太郎  D / 佐藤 花子  H

※この表記は、運営・審判・スタッフ間での情報共有を目的としたものであり、競技の条件・判定・扱いに違いはありません。

大会のスタッフはろう者・難聴者・聴者が一緒に運営を担っています。

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​選手たちが安心して試合に臨むためには、大会スタッフの協力が欠かせません。

ろう者・難聴者をはじめ、聴者のスタッフが一丸となって、大会運営を担っています。

当事者だから分かる課題点も難なくフォローできる強みを持っています。

そしてお互いに共有することで、大会の本来の趣旨である「障害を問わず全ての者がお互いに切磋琢磨しあえる」「聴者との共存社会に結びつけること」が出来るようになります。

人と接することが好き・イベントのお手伝いが好き・選手を応援したいという想いは、

聞こえる・聞こえないに関係ありません。

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