今回で10回目を迎えるわくわくデフスポーツ体験会は、
ろうの子どもたちがデフアスリートとの交流を通して、
さまざまなスポーツに出会う機会を提供するイベントです。
今回は明晴学園で行われたわくわくデフスポーツ体験会2日目の6月5日(日)に
空手体験の指導として全日本ろう者空手道連盟から選手2名と一緒に参加させて頂きました。
《体験の内容》
・礼法
・色々なゲーム
カラフルなコーンを使ったゲーム、
「拳サポーターを取れるかな」ゲーム、など
・ミットを使って突きと蹴りを体験
・実際に拳サポーターをつけて突きを体験
多くの子どもたちに空手の楽しさを体験してもらったことにより、
「空手道」を知って楽しんでもらえた子どもたちが、また増えました。
デフアスリートに手話で教えてもらえるスポーツ体験は、
子どもたちの夢と目標が見つかるきっかけの場にもなり、
何よりも、聞こえない子どもたちが、
スポーツで活躍する成人ろう者すなわちロールモデルと出会う数少ない場でもあります。
このような場で「ろう空手道」を伝えられることに、幸せとありがたさを感じます。
代表者をはじめ、多くのろう学生スタッフが代々引き継いで続けてきた、
このわくわくデフスポーツ体験会の一区切りとなる10回目に呼んでいただけて光栄でした。
このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
10回目を迎えるにあたって、これまで色々なご苦労もあったかと思いますが、
今後も続けられるよう応援しています。
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